中山美千代税理士事務所

遺言豆知識

Q1.

自筆で遺言を書く場合の注意事項はありますか?

Q2.

遺言を何度も書き換えている場合はどれが有効なのですか?

Q3.

遺言を書けば、そのとおりに遺産は分割されますか?

Q4.

遺言書に書いた財産は処分できないのですか?
処分してしまった場合は、遺言書を書きなおさなければならないのですか?

Q5.

文字が書けないと遺言は作れませんか?

Q6.

封印のしてある遺言書が見つかりました。開けてはいけないと聞きますが、どうすれば良いのですか?

Q7.

身寄りがありません。少しですが財産があるので、遺言を書いておけばお世話になった方に遺すことができるでしょうか?



Q1.

自筆で遺言を書く場合の注意事項はありますか?

A1.

遺言書は一定の方式に従っていないと無効となります。自筆遺言書が一番手軽ですが、せっかく書いたものが無効とされないように守るべき書式があります。

・遺言書のすべてを自筆で書く
パソコンを使用して、サインだけを自筆で書くというのは認められません。また、視力が衰えたり、脳梗塞などで手先が震えるといったことから、他の人が手を添えて書いたものも無効です。
・日付は正確に書く
「〇年〇月吉日」 と書いたものは日付を特定出来ない為、認められません。
・戸籍どおりに姓名を自署して、実印を押印する認印でも有効ですが、誰でも購入できる認印ではなく、実印の方が望ましい。
・訂正・加筆・削除は行わない。
一度書いた遺言書の修正には厳格な方法が決められていて、その方法を間違えただけで無効となってしまう可能性もありますので、訂正などをせず、新たに書きなおした方が安全です。

Q2.

遺言を何度も書き換えている場合はどれが有効なのですか?

A2.

日付が一番新しいものが有効です。
書かれている財産が重複していない場合は、それぞれが有効となります。

Q3.

遺言を書けば、そのとおりに遺産は分割されますか?

A3.

遺言書が有効であれば、遺言書どおりに遺産は分割されます。
ただし、相続人は遺留分を相続する権利が認められていますから、遺言書が遺留分を侵していて、相続人が遺留分減殺請求を行った場合は、遺言書どおりの分割とはなりません。
また、相続人全員が合意すれば遺言書とは異なる遺産分割も可能です。

Q4.

遺言書に書いた財産は処分できないのですか?
処分してしまった場合は、遺言書を書きなおさなければならないのですか?

A4.

遺言書に書いた財産も処分できます。
遺言書を作ったことが、財産の取得や処分といった行為を制限したり束縛することにはなりません。したがって、遺言書に書いた財産も処分することは出来ます。
ただし、遺言書に書かれた財産の内容と死亡時の財産の内容がかけ離れてしまう恐れがある時は、書きなおした方が良いでしょう。
遺言者が死亡した時点で、遺言書に書かれていた財産がなかった場合は、その財産に関する部分についての効力がなくなりますが、遺言書そのものが無効になるということではありません。

Q5.

文字が書けないと遺言は作れませんか?

A5.

公正証書遺言であれば、自分で書く必要はありません。
公正証書遺言は、遺言者の口述を筆記して公証人が作成しますので、文字が書けなくても問題はありません。
また、言葉が不自由な人でも手話通訳などで遺言の内容を公証人に伝えることができれば大丈夫です。

Q6.

封印のしてある遺言書が見つかりました。開けてはいけないと聞きますが、どうすれば良いのですか?

A6.

開封しないで家庭裁判所に提出し、「検認」してもらいます。
「検認」は遺言書がどのような状態で、どんなことが書いてあるかという事実を確かめる手続きです。遺言書の偽造を防ぐもので、遺言書が有効かどうか、内容が適正かどうかを判断するものではありません。
公正証書遺言と封印されていない遺言書は、「検認」する必要がありません。

Q7.

身寄りがありません。財産が少しありますので、遺言を書いておけばお世話になった方に遺すことができるでしょうか?

A7.

遺言を書いておけば、血縁関係の有無に関係なく、財産を遺贈することができます。



お役立ちリンク集

ご連絡先はこちら

    中山美千代税理士事務所
    横浜市港北区樽町3-2-21
    パークシティ綱島B306
    (最寄駅:東横線 綱島駅)
    TEL:045-546-7715
    FAX:045-546-7715
    E-mail:メール
    URL:ホームページ

    法人設立・税務申告
    遺言・相続・贈与に関してお気軽にご相談ください。

    女性税理士がきめ細かく対応致します。

    業務エリア
    横浜市(港北区・神奈川区・都筑区・青葉区・鶴見区ほか)、川崎市ほか神奈川県全域
    東京都23区、町田市ほか